【初心者向け】副業で動画編集を始める方法|必要な準備と学び方をやさしく解説

転職ブロガー富
「副業をしたいけど、自分にできることがあるのかな?」
そんな方におすすめなのが 動画編集 です。スマホやパソコンで動画を作る人が増え、YouTubeやSNSで動画を発信する人も急増しています。これに伴い「動画を編集できる人」の需要も高まり、副業として始める人がとても多いんです。
この記事では、初心者でも分かるように専門用語を使わず、動画編集を副業にするための流れをやさしく解説します。
Contents
動画編集を副業にするために必要な準備
1. パソコン
- 動画編集はスマホでもできますが、副業として長く続けるならパソコンがおすすめです。
- スムーズに作業できるために、**ある程度性能の良いもの(メモリは8GB以上、できれば16GB以上)**が安心です。
動画編集の道を進むのなら、メモリ16GBは必要です。
最近のMacは標準搭載してますよ💻

2. ソフト(編集アプリ)
- 無料で使えるもの:DaVinci Resolve、iMovie(Mac用)
- 有料で人気なもの:Adobe Premiere Pro(プロがよく使う)
👉 最初は無料ソフトから始めても十分です。
3. 音楽や効果音
- 著作権のある音楽は使えません。
- 「フリー素材サイト」(無料で使える音楽や効果音が集まったサイト)を利用すれば安心です。

【初心者向け】動画編集の学び方ロードマップ
全体像:12週間で“見せられる3本”を作る
- 1–2週:基本操作(切る/つなぐ/文字入れ/音を足す)
- 3–4週:見やすい流れ作り(冒頭で引きつける・テンポ・カットの間)
- 5–6週:音と色を整える(声が主役/音割れしない/暗すぎ明るすぎを直す)
- 7–8週:お手本を“そっくり作り”で練習(30–60秒×2本)
- 9–10週:依頼を想定した練習(聞き取り→下書き→初稿→直し→完成)
- 11–12週:作品集づくり(1〜2分×1本+短い動画×2本)→応募準備
1) 基本操作を固める(1–2週)
- 切る・つなぐ:不要な部分を短くし、テンポよく並べる
- 文字(字幕):1行13〜15文字、最大2行。画面の端から少し内側に置く
- 音:声が聞きやすいように、音楽は小さめ(声が聞こえづらいときは音楽をさらに下げる)
- 保存のコツ:練習中は軽い画質で、仕上げの時だけ高い画質で保存
2) “見やすい流れ”を作る(3–4週)
- 冒頭3秒のフック:結論や見どころを先に見せる
- 間の作り方:長い説明は要点だけ。写真や短い映像を差し込んで単調さをなくす
- 目が迷わない画面:文字は太め・大きめ。大事な言葉は色を変えず位置や太さで強弱
3) 音・色を整える(5–6週)
- 音量:画面の音量メーターが赤にならないように。声>音楽>効果音の順で
- ノイズ:気になる雑音は小さく、無音の瞬間も作るとスッキリ
- 明るさ・色味:顔が暗い/白飛びしていないかだけ確認し、少しだけ直す
4) お手本を真似て覚える(7–8週)
- 好きな動画を1本選び、30–60秒だけ同じ構成で再現
- 観察ポイント:
- どこで切り替えている?
- 文字はどこに出て、どのくらいの時間?
- 音はどんなタイミングで入る?
- 2本作って“型”を体で覚える
5) 依頼を想定した実践(9–10週)
- 聞き取りシート(コピペOK)
- 目的/見る人/長さ/雰囲気(元気・しっとり など)/使ってほしい写真やロゴ/締切/NG例
- 流れの下書き:紙に「始まり→中身→締め」の3ブロックで見取り図
- 直しのコツ:直す回数は最初に“2回まで”と決め、まとめて指示してもらう
6) 作品集&応募準備(11–12週)
- 作品集:
- 1〜2分の紹介動画×1
- 15〜30秒の短い動画×2
- サムネ画像も作成(文字は大きく、背景と色がかぶらない)
- 応募一式:自己紹介文/料金の目安/納期の目安/作品URL(限定公開でOK)
1日15・30・60分の練習メニュー
- 15分:切る→つなぐだけで30秒作る
- 30分:字幕+音楽を足して仕上げ
- 60分:短い企画→素材集め→完成まで通しで1本
お題例(10本分)
- 好きなカフェ紹介(30秒)
- 旅行の思い出(60秒)
- 商品PR風(60秒:良い点3つ)
- 手元作業の手順(45秒)
- BEFORE→AFTER(30秒)
- 1日のルーティン(60秒)
- 本・映画の紹介(45秒)
- お店のキャンペーン告知(15秒)
- 料理の作り方(60秒)
- 習い事の宣伝(30秒)
仕上げチェック(1分でOK)
- 最初の3秒で“何の動画か”分かる
- 文字は読める大きさ・端に寄りすぎていない
- 声がはっきり、音楽が大きすぎない
- 文字の誤字なし
- 画面が暗すぎ/明るすぎになっていない
- 長さ・画質が目的(YouTube/SNS)に合っている
つまずき → すぐ解決
- 動きが重い:編集中は画質を落として軽く作業、最後だけ高画質で保存
- 著作権が不安:音や画像は無料で商用OKのサイトだけ使い、出どころをメモ
- 直しが終わらない:最初に直しは2回までと決め、毎回“まとめて”もらう
合言葉は 「学ぶより、まず1本作る」。作って公開すると、次が圧倒的に楽になります。

副業として始めるステップ
- 練習で作った動画をまとめる
- YouTubeに限定公開でアップして「作品集」にする
- 3〜5本あれば応募に使えます
- クラウドソーシングで応募する
- 「クラウドワークス」「ココナラ」「ランサーズ」などで案件を探します
- 最初は低めの報酬でもOK。実績を作ることが大事です
- SNSで発信する
- 自分の動画をX(旧Twitter)やInstagramに投稿
- 「この人にお願いしたい」と思ってもらえるきっかけになります
つまずきやすいポイントと解決法
- パソコンが重い → 無料ソフトの設定を軽めにする or 外付けハードディスクを使う
- 音楽のトラブル → 必ずフリー素材を利用する
- 案件が取れない → 低価格でも経験を積み、レビューや実績を集める
まとめ
動画編集は、専門的な経験や高価な機材がなくても始められる副業です。
最初の一歩は「1本の短い動画を作ること」。切って、つなげて、文字と音を加えるだけで立派な作品になります。
もちろん、最初はうまくいかないこともあります。ですが、その小さな挑戦の積み重ねが「作品集」になり、やがて「仕事」へとつながっていきます。
あなたが作る1本の動画が、誰かにとって大切な思い出や宣伝になる。
「できるかな?」と迷うより、「まずはやってみよう」と一歩踏み出すことが大切です。
動画編集を通じて、新しい働き方やキャリアをつくっていきましょう。
初心者のための「最初の1週間」チェックリスト
Day1:編集ソフトを入れる
- DaVinci Resolve(無料)やFilmoraをインストール
- 動画編集画面を開き「切る・つなぐ」だけ体験してみる
Day2:30秒の動画を作ってみる
- スマホで撮った映像を使ってOK
- テロップ(文字)を入れ、BGMを1つ足す
Day3:お手本を真似て編集
- 好きなYouTube動画を30秒だけ“そっくり再現”
- カットのタイミングや文字の出し方を観察
Day4:短い作品を完成させる
- 「自己紹介」「旅行の思い出」「商品紹介」など題材は自由
- 完成したら家族や友人に見せてフィードバックをもらう
Day5:保存と整理
- 動画をパソコンに保存 → フォルダを作って管理(素材/完成品)
- ファイル名を「date_title_v01.mp4」のようにして後から探しやすくする
Day6:作品を公開
- YouTubeに「限定公開」でアップ
- 自分の“作品集”として1本目を保存しておく
Day7:振り返りと次の計画
- 「難しかったこと/楽しかったこと」をメモ
- 次はどんな動画を作るかアイデアを書き出す
合言葉は 「学ぶより、まず1本作る」。作って公開すると、次が圧倒的に楽になります。
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